現代の名工

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代表取締役会長 有村 則男

昭和41年4月 鹿児島トヨタ自動車(株)板金見習いとして入社
昭和41年4月 鹿児島トヨタオート(株)板金工として入社
昭和47年5月 有限会社カーボデー吉冨板金工として入社
昭和48年7月 マイカーボデー有村自社創業、代表者就任
昭和62年8月 有限会社マイカーボデー有村へ変更 代表取締役就任
平成23年4月 黄綬褒章を賜る
令和元年10月  代表取締役会長就任

車との接触事故がきっかけで板金屋の”一番”になろうと決めた

中学生の時、自転車で車と接触。車の修理代に3万円(今にすると30~40万円)かかり、両親は息子の無事を喜びつつも、大金の工面に苦労していました。
その姿をみて、板金屋の一番になろうと思いました。

地元の職業訓練校を出て自動車会社に就職。夜間高校で学び、卒業。23歳で独立。頼れるのは技術と健康な体だけです。一生懸命、資格取得にチャレンジを続け、板金、塗装、車体整備など多くの免許を取得しました。

現在は、指導員、検査員として技能の伝承にも努めています。近年は車両の構造、材質も目まぐるしく高度化され、日々研鑽の繰り返しです。

現代の名工にて紹介いただいた文章

変形したボディーを修理する自動車板金の仕事。最近は、自動車を構成する素材の種類が増え、多彩な素材を自己修理に対する高い技術力が求められます。有村さんは板金技術に精通しているのはもちろん、指導者としてもリーダーシップを発揮。高張力鋼板の板金技術、有機溶剤塗料から水性塗料への移行技術では組合員全員を参加させ、落ちこぼれのないよう指導しているほか、認定工場・有料自動車事業・レンタカー事業など板金・塗装業者の経営安定化策を模索するなど、業界全体の発展に先陣を切って邁進中です。